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 エアロ(リヤウイング)製作工程みてみます?
今回はT−MAXのリヤウイングを新発売しようという目論見です。
はたして、かっこいいのができるのでしょ〜か?

ヤマハT−MAXです。リヤエンドはこんな感じ。
も一つ押しのないデザインですネ。

しかもフロントに対して、リヤは明らかにローボリューム
バランス悪いです。
ウイングを作るにあたり、
まずは発泡ウレタンを盛り付けます。
ダンボールで仮枠を作り、発泡ウレタンを流し込みます。

初めは大まかにカッターなどでさくさく切って
大体の形を出しそいつを、シコシコ削っていきます。
大まかなディテールが出てきましたね。
アッパーとロアが一体となり
上下にはさまれたテールランプがネコ目になるというデザインです。

にゃお〜〜〜〜ん。
リヤサイドカウルからの流れをスムーズにダックテールさせましょ。

ああ、ちょっと映りが小さいか・・・。
もとあるボディラインをこのように伸ばしたり
ちょっと方向を変えてみたり・・・

ほんの少しのことで、イメージって思ったより変わるんです。

それでエアロ創りのとりこになっていくんですう〜。

そう、創作なんです。これは。     にゃはは

発泡ウレタンで形が決まると
FRPで固めていきます。
グラスファイバーを張るとちょっと表面が荒れますので
デザインを整えながら、パテで形をより確かなものにしていきます。


煮詰めの段階ですネ。

アッパーパネルともスムージングしていきましょう。

浜名湖で質問いただいた皆さん、アッパパネルは
製品では一体化しないといっておりましたが
やっぱ、一体化スムージングでお届けいたすことにしました。

断然こちの方がカッコいいもんね。


横から見たところ。

ボディへの接合面のラインも大事なデザインです。
単純な形にはしたくないし
違和感なくスムーズなつなぎを目指します。

というか、ラインにリズムがあるでしょ? ワカリル?
こんなしょぼいテール周りが・・・・・
こんな感じになります。
あまり大きなパーツではありませんが
ガラっと雰囲気が変わりますね。

エアロパーツとしては成功といえます。
ちょっと今時のリッタースポーツみたいかも・・・

製品単体ではこんな感じです。私のめざすもの、”製品単体でも美しいもの”・・・です。

ペイントして取り付けです。どう?イカしているでしょ?
人気商品間違いなし!って自分で言ってりゃ世話ね〜や。