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 ペイント ア・ラ・カルト バイク編 いってみましょう。


左3枚は、スクーターに搭載のカーボンウイングです。
このままカーボンの生地を出して装着するのですが合わせ目は少し白くなってしまっていますね。
ここをブラックでぼかし、自然なきれいさを出してほしいというご要望です。真ん中の写真が完成時。
ちょっとわかりにくいかな。全体をクリア仕上げでぴかぴかです。

右2枚は、NSRのレーシングFRPカウル。カップルでカラーリングしておられます。

CRMのフレームをペイントして白からブラックパールにというご要望。
通常フレームペイントは、全部ばらさなければなりませんが
ご予算の都合もありますので、最小限のばらしで。
・・・・といってもまあまあはずしますけどね。サブフレームもはずします。

オイル類をきちんとクリーナーできれいにして、隅々できるだけペーパーをかけ、丁寧に色を入れます。
左から4枚目の写真のように配線がごちゃごちゃしているところは無理なところもありますが、
そういうところはあまり見えるところではないので妥協してくださいね(^^)
はい、きれいに色替え終了。これから外装を変えるそうで、そうするとガラッとイメージ変わりますね。
今回はブラックにゴールドのパール入り。


こちらは、GSX1300のフロントビキニだけを送っていただきました。こけて傷がついてしまっています。
左から2枚目のようにウインカーのところに応力が集中しますね。
ちょっとした傷だと思っていましても日に当ててみると回りにヒビが走っています。
内部繊維質が破壊されています。破壊された層を削り落としFRPで修復してからパテで修理します。
O-コンや激安ショップだとてきと〜にぱてのみですね(^^;


これまた関東から送っていただきました。KDXのタンクとリヤフェンダー。
タンクはなにやらカンスプレーで塗ってあります。
このようなのは上からペイントしてもせっかくの新ペイントが侵されてしまいます。
一度剥離してサフェーサー処理してペイントです。
リヤフェンダーはやわらかいし、オフロードマシンですので
柔軟性塗料でペイントします。裏には飛び石などに強いチッピングコート使用。
タンクはつや消しブラック。リヤフェンダーはつやありブラック。


KSRのぼこぼこタンクがきれいな110のカラーリングに変わってしまうというおはなし・・・


これはボンネビルのレアものタンク。貴重品なので程度が悪いけどなんとかして〜。というお願いでした。
これまたいいタンクなのに、カンスプレーかあ?!だめだめ。一度溶けてしまう層は剥離しましょう。
そしてウレタンサフでがっちりガード。ちょっとクラシカルなブルーメタにペイント。大事にしてくださいよ。

モンキーRだあ。なつかしい。このバイクもずいぶん減ったもんですね〜。ってもとから台数少ないんちゃうの。
タンクもへこみ、フレームもペイントがよくない状態でした。タンクをきれいなキャンディレッドに、
フレームは上記のCRMのように部品ばらしでできるだけ隅々までペイントするという手法をとりました。
はい!きれいになりましたネ。
全バラして塗ったか、マスキングでいったか?ほとんど外見ではわかりませんね。
でも、裏までキッチリ・見えないところもキッチリという方はちゃんと全バラしてやりましょう。


こちらは、ZRX1100のカーボンサイドカバー。このまま普通につけるのもなあ。というオーナー様。
相互リンクしていただいています”爆音オヤジ”さまのアイデアでこのような塗りわけに・・・・。うん、いいねえ〜。


おまけ